症例ブログ
肋間神経痛について
肋間神経痛とは|五反野たいよう鍼灸整骨院
肋間神経痛とは肋骨周囲、胸、脇周囲にある肋間神経という神経上に痛みがでる症状です。
神経の走行に沿って痛みが出現するため、痛みの範囲が広範囲になりやすいのが特徴です。
また、肋間神経痛と似た症状として、「帯状疱疹」があります。
帯状疱疹はいわゆる水疱瘡のウイルス(ヘルペス・ズオスター)が原因となり、一度感染したヘルペスウイルスは体内に残存していることが多く、身体が元気な状態では悪さをしませんが、体調不良など身体の免疫力が低下してしまうとヘルペスウイルスが活発になり、身体の神経沿いに水膨れを伴う神経痛が引き起こされます。
肋間神経痛の症状|五反野たいよう鍼灸整骨院
肋間神経痛の症状は、個人や症状の原因によって異なりますが、一般的な症状には以下のようなものがあります。
鋭い痛み: 背中や胸部の特定の部位に鋭い痛みが現れます。この痛みはしばしば刺すような感覚や圧迫感を伴うことがあります。
放散痛: 痛みが肋間神経に沿って放散することがあります。胸部や脇の下、腹部、背中などに痛みが広がることがあります。
しびれや痺れ: 肋間神経痛に伴って、痛む領域にしびれや痺れを感じることがあります。
感覚異常: しばしば、肋間神経痛の症状として、痛む領域で感覚異常が生じることがあります。例えば、ピリピリとした感覚やチクチクする感覚があらわれることがあります。
筋肉の緊張: 肋間神経痛によって、周囲の筋肉が緊張することがあります。これは痛みの増悪や運動の制限につながることがあります。
痛みの増悪: 特定の動作や姿勢、圧迫などによって痛みが増悪することがあります。
肋間神経痛になってしまったら|五反野たいよう鍼灸整骨院
肋間神経痛が発症してしまった場合ご自身でできることは
・安静:症状が出現してしまったら発症から2,3日は安静にしましょう。
ただ安静にするだけでなく、神経の炎症を抑えるためにアイシング、周囲の筋肉の血行を良くするために温めることを交互に行う「交代浴」がお勧めです。
・適度な運動:炎症期の鋭い痛みが軽減してきたら次は適度な運動をしましょう。
運動負荷はあまり強くない範囲が良いので、ラジオ体操や全身のストレッチが効果的です。
・治療:肋間神経痛が発症した場合、早期の治療が必要です。
痛みが出ている状態で長期間放置すると、改善までの期間が延びてしまうことが多いです。
肋間神経痛の治療法|五反野たいよう鍼灸整骨院
肋間神経痛が発症してしまった場合、五反野たいよう鍼灸整骨院ではなるべく早期の施術開始をお勧めしています。
まずは治療開始前に「肋間神経痛」なのか「帯状疱疹」なのかを判別します。
仮に帯状疱疹だった場合ばすぐに提携の整形外科に紹介し、適切な投薬を行うとより早期に回復します。
肋間神経痛の場合は五反野たいよう鍼灸整骨院でマッサージ・お灸を併用し、神経興奮を抑制し、患部周囲の筋緊張緩和をはかり、疼痛軽減を行います。
最後に|五反野たいよう鍼灸整骨院
最近テレビCMで「帯状疱疹の予防接種をしてください」と流れています。帯状疱疹は50代から発症率が上がるので、その年齢に近づいた方は予防接種をお勧めします。
肋間神経痛は帯状疱疹にくらべ認知度が低い傾向にあります。
万が一「肋間神経痛かも?」「帯状疱疹かも?」と悩む場合は一人で悩まず五反野たいよう鍼灸整骨院にご相談ください!