スポーツでの膝痛(膝蓋靭帯・腱炎・オスグッド成長痛・鵞足炎・腸脛靭帯炎)
- 運動前後、運動中に膝が痛む
- 歩いているだけでも膝が痛む
- 膝周囲が腫れて熱を持っている気がする
- 準備運動、整理体操をさぼってしまっている…
このようなスポーツでの膝痛のお悩みがございましたら足立区のたいよう鍼灸整骨院までご相談下さい。
スポーツでの膝痛(膝蓋靭帯炎・オスグッド成長痛・鵞足炎・腸脛靭帯炎)とは?|足立区五反野 たいよう鍼灸整骨院
足立区五反野のたいよう鍼灸整骨院には、野球、サッカー、ビーチボールバレー、バスケット、バレーボール、水泳、ダンス、陸上、アメフト、空手、柔道、カンフー、ラクロス、などのたくさんのスポーツでのケガをされる方が多く来院されます。
各スポーツで特徴的に痛みが出やすい箇所はありますが、共通して痛みが出現しやすい箇所として「膝」があります。
ひとえに膝の痛みと言っても痛みの箇所や動きの内容によって症状や原因が変わってくるので、スポーツによる膝痛の中でもよくみられる症状を紹介します。
膝蓋靭帯・腱炎(ジャンパー膝)
膝蓋靭帯・腱炎は別名ジャンパー膝と言われ、名前の通り跳躍系の運動を繰り返す運動をしている方に多くみられます。もちろん跳躍以外によく走るスポーツ全般に多いと思います。
膝蓋靭帯とは前太ももにある大腿四頭筋の腱の事で、膝のお皿(膝蓋骨)とその下にあるでっぱり(脛骨粗面)の間にあるくぼみの部分(膝蓋靭帯・腱)に痛みが出現するのが特徴で、後記する「オスグッドシュラッター病(成長痛)」としっかり鑑別をしなければなりません。
足立区五反野のたいよう鍼灸整骨院ではこの症状を「膝蓋靭帯炎」という症状名で説明しますが、たまに患者さんに「他院では膝蓋腱炎と言われましたが何が違うの?」と質問されます。
実はまったく同じ症状なのですが書籍によって膝蓋靭帯と膝蓋腱と呼び名が違うだけなのです。
オスグッドシュラッター病(成長痛)
オスグッドシュラッター病とは、成長期に脛の上にあるでっぱり「脛骨粗面」に炎症が起こり痛みが出現する症状です。
成長期では骨と筋肉で成長スピードが違い骨の方が成長スピードが早い為、骨の成長に筋肉の成長が追いつけず筋肉が骨を引っ張ってしまい症状が発生します。
鵞足炎
鵞足炎の「鵞足」とは膝から約5センチ下のスネの内側で「縫工筋」「半腱様筋」「薄筋」の3つの筋肉が付着する部分で、膝を曲げる・下腿部の内旋に作用します。
また、縫工筋は内側側副靭帯に繋がり、半腱様筋と薄筋は膝の内側を覆うように走行しているため膝の安定性にも作用しています。
これらの鵞足部に付着する筋肉のオーバーユースなどにより炎症を起こし痛みが発生している状態を鵞足炎といいます。
腸脛靭帯炎
腸脛靭帯とは人体の中でもっともおおきな靭帯で、股関節にある「大腿筋膜張筋」臀部にある「大殿筋」が収束し靭帯組織となり「腸脛靭帯」になります。
その腸脛靭帯は膝の外側のGerdy結節という場所に付着します。
主に股関節を横から外側に開く運動に作用しますが、膝を約30℃ほど曲げる角度になると、腸脛靭帯が大腿骨の外側上顆(膝の外側にあるでっぱり)と摩擦を起こします。その摩擦の反復により炎症を起こし痛みが発生している状態です。
スポーツでの膝痛(膝蓋靭帯炎・オスグッド成長痛・鵞足炎・腸脛靭帯炎)の原因|足立区五反野 たいよう鍼灸整骨院
基本的にスポーツでの痛みの原因の大半がオーバーユースとメンテナンス不足です。
一定の筋肉が繰り返し使われ、その筋肉の疲労回復が十分でないと炎症が起こり痛みが発生します。
それ以外にも運動時の身体の使い方、身体的構造、靴が合わないなどがありますが、それらも治療をするうえで判断しなければなりません。
それらの判断をご自身ですることは難しいと思いますので、スポーツ中に膝に痛みがある方はご相談いただければと思います。
スポーツでの膝痛(膝蓋靭帯炎・オスグッド成長痛・鵞足炎・腸脛靭帯炎)を放置すると|足立区五反野 たいよう鍼灸整骨院
スポーツでの膝の痛みの怖いところは運動中の痛みだけではありません。
痛みが発生しないような姿勢や動き方(疼痛回避姿勢)を続けることにより、身体の他の部位に異常がでることがあります。
よくある膝の痛みが原因の他部位の痛み
腰痛、肩こり、寝違え、坐骨神経痛、股関節炎、変形性膝関節症など
そのような他の部位に痛みがでないよう、膝に痛みが出現したら早めの来院をおすすめします。
スポーツでの膝痛(膝蓋靭帯炎・オスグッド成長痛・鵞足炎・腸脛靭帯炎)の施術方法|足立区五反野 たいよう鍼灸整骨院
炎症がある場合はアイシング、炎症がなければ温める。を徹底し、「マッサージ」「鍼」「電気鍼」「ハイボルト」で原因組織に刺激を入れ回復力を高めます。
痛みが引いてきたら「全身整体」「EMS」「らくとれ」で骨格や筋肉の硬さ、筋トレで根本治療をめざしていきます。
Q&A(よくあるご質問)
Q:保険はつかえますか?
A:受傷してから2週間以内(痛みが強くなってからでも可能な場合有り)に来院いただければ保険での診療が可能です。
2週間以上経過してから来院されると、緊急性がない症状と判断されてしまう場合があります。痛みが出現して72時間は組織の回復力が高い為、放置しても良くなる場合がありますが、72時間経過すると組織の回復力が低下するため、3日様子をみても変わらない場合はなるべく早くご来院ください。
Q:どれくらいで治りますか?
A:損傷度合・年齢・部位・日常生活の過ごし方によって回復の個人差があります。
治療後一時的に良くなっても治っているわけでなく、痛みが軽減しているだけなのでしっかりと良くするためにはある程度、治療を継続する必要性があります。
ですが、傾向として5~10回の施術で変化がみられることが多いと思います。
Q:忙しくてなかなか通院できないのですが…
A:みなさんそれぞれお忙しいのはわかっています!ですが、痛みをしっかりと良くするためには継続した施術が不可欠です。せめて痛みのひどい時だけでも施術に来て欲しい…というのは本音ですが、それでもお時間がつくれない方には、おうちでできるストレッチ・運動療法・日常生活で気を付けることをお教えしますのでとにかく一度来ていただければと思います。
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